冬になると窓がびしょびしょ、カーテンや壁紙に黒い点々が出てくる…。
そんな「マンションの結露」に悩む方へ向けて、原因の見極め方から、断熱リフォームで根本改善する方法、費用相場、補助金、管理規約の注意点、業者選びまでをまとめた記事です。
換気や除湿だけでは追いつかない結露は、窓・サッシ・断熱の弱点をリフォームで補うことで大きく改善できます。
健康被害や建物劣化を防ぎ、光熱費も抑えるための「現実的な選択肢」をわかりやすく解説します。
結露がひどいマンションで起こる5つの問題点とリフォームで解決すべき理由
マンションの結露は「窓が濡れて不快」というレベルに留まらず、暮らしと資産価値にじわじわ効くトラブルへ発展します。
特に多いのは、①カビ・ダニの増加、②壁紙や床材の傷み、③サッシや金物の腐食、④暖房効率の低下、⑤におい・見た目の悪化によるストレスです。
結露は“結果”であり、原因は温度差と湿気、そして断 熱・気密の弱点にあります。
日常対策で一時的に減っても、建物側の弱点が残ると再発しやすいのが厄介な点です。
だからこそ、窓や断熱を中心にしたリフォームで「結露が起きにくい環境」へ変えることが、長期的に見て合理的な解決策になります。
- 健康:カビ胞子・ダニ由来のアレルギー、喘息悪化リスク
- 建物:サッシ腐食、壁内の湿気滞留による劣化
- 家計:暖房が効きにくく光熱費が上がる
- 生活:カーテン・窓枠の拭き取り負担、におい、見た目の悪化
- 資産:内装の傷みが進むと売却・賃貸時の印象が下がる
窓の結露がひどいとカビ・ダニが繁殖!健康被害のリスク
窓の結露は水分が毎日供給される状態を作るため、カビが繁殖しやすくなります。
カビは窓枠だけでなく、カーテン、パッキン、壁紙の裏、家具の背面など「乾きにくい場所」に広がりやすいのが特徴です。
さらに、湿度が高い環境はダニの増殖条件にも合致し、アレルギー性鼻炎や喘息、皮膚トラブルの悪化につながることがあります。
小さなお子さまや高齢者がいる家庭では、結露を“掃除の手間”として片付けず、住環境リスクとして捉えることが重要です。
断熱リフォームで窓表面温度を上げ、結露の発生頻度そのものを下げると、カビの温床を断ちやすくなります。
アルミサッシや壁内の腐食・劣化など建物性能への影響
結露が繰り返されると、アルミサッシ周辺の金物やビスが錆びたり、木部がある場合は腐朽が進んだりします。
また怖いのが「見えない場所」で起きる劣化です。
表面の水滴だけでなく、冷えた部位に湿気が集まり、壁紙の裏や下地、断熱材周辺で湿気が滞留すると、カビ臭や内装の浮き・剥がれにつながります。
マンションは構造上、外壁側が冷えやすい住戸(角部屋、最上階、北側の部屋など)で症状が強く出がちです。
リフォームで窓の断熱性能を上げたり、必要に応じて壁・天井の断熱を補強したりすることで、結露の“発生条件”を崩し、劣化の連鎖を止めやすくなります。
放置すると暖房効率低下で室温ダウン、光熱費アップ
結露が出る家は、室内の熱が外へ逃げやすい=断熱が弱い可能性が高いです。
窓は外気と接する面積が大きく、熱の出入りが最も激しい場所のひとつです。
アルミサッシ+単板ガラスの組み合わせだと、窓面が冷え、室内の暖気が奪われて体感温度が下がります。
結果として暖房設定温度を上げがちになり、光熱費が増え、乾燥対策で加湿を強めるとさらに結露が増える…という悪循環に陥ります。
内窓設置や高断熱ガラスへの交換は、結露対策と同時に「暖房が効く家」に近づけるため、費用対効果が出やすいリフォームです。
結露対策リフォームなら住宅全体を根本的に防止できる理由を解説
結露は「湿気が多いから」だけでなく、「冷える面があるから」発生します。
つまり、除湿器や換気で湿度を下げても、窓や外壁側が極端に冷える状態が続けば、条件次第で再発します。
断熱リフォームは、窓・壁・天井・床の表面温度を上げ、露点(空気中の水蒸気が水になる温度)に達しにくくするのが狙いです。
特にマンションでは、専有部でできる対策の中心が「内窓」「ガラス」「玄関ドア(可否は要確認)」「内側断熱」などになります。
結露の出る場所を“拭く”のではなく、“結露が起きにくい温度環境”へ変えることが、根本解決に近いアプローチです。
まず原因を知る!マンション結露が発生するメカニズムとチェック方法
結露対策は、いきなり工事内容を決めるより「どこで、なぜ冷えて、どこに湿気が集まっているか」を把握するのが近道です。
同じマンションでも、方角、階数、角部屋かどうか、窓の仕様、換気設備の状態、生活習慣(入浴・室内干し・加湿)で結露の出方は変わります。
まずは室内湿度と室温、外気温の関係を理解し、結露が出るタイミングと場所を記録してみましょう。
窓だけでなく、押入れ、北側の壁、家具の裏など「空気が動かず冷えやすい場所」にも注意が必要です。
原因が見えると、内窓で足りるのか、断熱材の追加が必要か、換気改善もセットにすべきか判断しやすくなります。
室内湿度と外気温度差による水蒸気飽和の仕組み
空気は温度が高いほど多くの水蒸気を含めます。
冬に室内を暖めて加湿すると、空気中の水蒸気量が増えますが、窓や外壁側の表面温度が低いと、その近くの空気が冷やされて水蒸気を保持できなくなります。
このとき余った水蒸気が水滴になって現れるのが結露です。
ポイントは「室内の湿度が高い」だけでなく、「表面温度が低い場所がある」ことです。
同じ湿度でも、断熱性能が高く表面温度が下がりにくい家では結露が起きにくくなります。
逆に、アルミサッシや単板ガラスは冷えやすく、結露の発生源になりやすい典型例です。
サッシ・窓ガラス表面で結露が発生する条件
窓で結露が起きるのは、ガラスやサッシの表面温度が露点温度を下回るときです。
特にアルミは熱を通しやすく、外の冷気が室内側へ伝わりやすいため、サッシ枠に水滴が集中しやすくなります。
また、カーテンをぴったり閉め切ると窓周りの空気が滞留し、乾きにくくなるため結露が悪化することがあります。
室内干し、調理、入浴後の換気不足、加湿器の使い過ぎも湿度を押し上げ、結露条件を満たしやすくします。
リフォームでは、内窓で空気層を作る、Low-E複層ガラスで熱の移動を抑えるなど、表面温度を上げる方向の対策が有効です。
部屋別・天井や床下など隠れ結露の内部チェックポイント
目に見える窓結露だけでなく、マンションでは「隠れ結露」も要注意です。
北側の部屋、角部屋、最上階は外気の影響を受けやすく、壁・天井が冷えやすい傾向があります。
チェックは、家具の裏、クローゼットや押入れの奥、玄関周り、エアコンのない部屋の外壁面など、空気が動きにくい場所から行いましょう。
壁紙の浮き、黒ずみ、カビ臭、触ると冷たい・湿っぽい感触があれば、表面結露や内部結露のサインかもしれません。
床下は戸建てほど直接確認しませんが、下階が駐車場・ピロティの場合は床が冷えやすく、窓以外の結露感(冷え・湿気)につながることがあります。
リフォーム前に症状の場所と時間帯をメモしておくと、提案の精度が上がります。
- 北側の外壁に面した部屋:壁紙の黒点、カビ臭
- クローゼット・押入れ:奥の角、布団や衣類の湿り
- 家具の背面:壁との隙間が少ない場所
- 玄関:ドア周り、下足入れ内部
- 最上階:天井付近の冷え、結露跡
結露しない住まいへ!断熱リフォームの種類と効果を比較
結露対策リフォームは大きく「窓の断熱強化」と「躯体(壁・天井・床)の断熱強化」に分かれます。
マンションでは外壁やサッシが共用部扱いになることが多く、できる工事が制限されるため、まずは内窓やガラス交換など専有部で完結する方法が現実的です。
一方で、窓だけでは改善しきれないケース(外壁面のカビ、押入れの結露など)では、内側断熱や換気計画の見直しも検討します。
ここでは代表的な工法の性能イメージと相場感を比較し、どれを選ぶべきかの判断材料を整理します。
「結露を減らす」だけでなく、「冷え・光熱費・防音」まで含めて最適化するのが成功のコツです。
二重窓・複層ガラス・真空ガラスの性能と相場
窓の結露対策で最も効果が出やすいのが内窓(二重窓)です。
既存窓の内側にもう一枚窓を付け、空気層を作ることで断熱性が上がり、ガラス面の温度低下を抑えます。
複層ガラスはガラス自体を二枚構造にして空気層を持たせる方法で、サッシの性能も影響します。
真空ガラスはさらに熱の移動を抑えやすく、薄くても高断熱を狙える一方、製品・施工条件で費用が上がりやすい傾向です。
マンションでは管理規約上、外窓交換が難しい場合があるため、内窓+既存窓の組み合わせが採用されやすいです。
結露の出方、窓サイズ、方角、予算で最適解が変わるため、現地確認の上で選びましょう。

樹脂サッシへの交換 VS アルミサッシ内窓追加の効果的プラン
結露の主犯になりやすいのがアルミサッシです。
樹脂サッシは熱を伝えにくく、サッシ枠の結露を抑えやすいのが強みですが、マンションでは外窓(サッシ)交換が共用部扱いで不可、または制限が厳しいことが多いです。
その場合、現実的な解は「既存アルミサッシはそのまま+内窓追加」です。
内窓側を樹脂フレームにすることで、室内側の冷えを大きく減らし、結露の発生点を室内から遠ざけられます。
外窓交換が可能なマンション(管理組合承認が取れる、同一仕様で更新など)では、樹脂サッシや高断熱サッシへの更新が最も根本的です。
ただし費用・工期・申請のハードルが上がるため、まずは規約確認と管理組合への相談が必須です。

外壁・天井・床下 断熱材フルリフォームで全体改善
窓の対策で改善しきれない場合、外壁側の冷えやすい面に断熱を追加することで、壁面結露や押入れのカビを抑えやすくなります。
マンションでは外壁そのものをいじれないため、室内側から断熱材を入れる「内断熱」が中心です。
具体的には、外壁面の下地を組み直して断熱材を充填し、気密層・防湿層の考え方も踏まえて仕上げます。
最上階で天井が冷える場合は天井断熱、下階が外気に近い場合は床断熱も検討対象です。
ただし、断熱を強化すると換気不足が目立ちやすくなるため、24時間換気の点検や換気経路の確保もセットで考えるのが安全です。
費用は上がりますが、冷え・結露・光熱費を住まい全体で改善したい人には有効な選択肢です。
部分リフォームとリノベ・増改築の選択基準と構造チェック
結露対策は「まず窓だけ」で十分なケースが多い一方、間取り変更や内装更新のタイミングなら、断熱・換気を含めたリノベで一気に体質改善するのも合理的です。
選択基準は、結露の発生範囲(窓だけか、壁・収納まで広いか)、築年数、内装の傷み、今後の居住年数、そして管理規約の制限です。
部分リフォームは費用と工期を抑えやすく、内窓やガラス交換から始められます。
一方、壁内のカビや下地劣化が疑われる場合は、表面だけ直しても再発しやすいため、下地確認を含む工事が必要です。
またマンションは配管・梁・躯体の制約があるため、断熱材の厚み確保や結露リスク(防湿の考え方)を理解した業者に相談することが重要です。
- 窓だけ結露:内窓・ガラス交換など部分工事から
- 外壁面や収納もカビ:内側断熱+換気点検も検討
- 築年数が古く内装も更新したい:断熱込みリノベが効率的
- 管理規約が厳しい:専有部で完結する工法を優先
具体的な結露対策リフォーム方法と窓リフォーム費用シミュレーション
結露対策の費用は「どの窓を、どの仕様で、何カ所やるか」で大きく変わります。
マンションではリビングの掃き出し窓、北側の寝室、結露が強い腰窓など、優先順位を付けて段階的に施工するのも現実的です。
また、補助金(先進的窓リノベ等)を使える年は、実質負担が下がりやすく、内窓や高断熱ガラスの導入が一気に進めやすくなります。
ここでは代表的な工法の費用目安と、工期のイメージ、制度活用の考え方、見積もり〜体験の流れを整理します。
「安い方法で様子見」か「確実に断つ」か、目的に合わせて選びましょう。
窓リフォーム費用の目安:ガラス交換・内窓設置・断熱シート貼付
費用を抑えて始めるなら断熱シートや簡易対策もありますが、結露を“減らす”効果は限定的で、根本改善は窓の断熱性能アップが近道です。
ガラス交換は見た目を変えずに性能を上げられる一方、サッシがアルミで冷えやすい場合は枠の結露が残ることがあります。
内窓は枠も含めて室内側の冷えを抑えやすく、結露対策としての満足度が高い傾向です。
どれが最適かは、結露が「ガラス中心」か「サッシ枠中心」かで変わります。
まずは結露の出方を観察し、優先窓から施工するのが失敗しにくい進め方です。

サッシ枠ごとリフォーム工事の価格帯と施工日数
サッシ枠ごとの交換は、窓の断熱性能を根本から上げられる反面、マンションでは共用部扱いになりやすく、管理組合の承認や仕様統一が必要になることがあります。
実施できる場合でも、外部足場の要否、搬入経路、騒音・粉じん対策などで工期と費用が増えやすい点に注意が必要です。
価格帯は窓サイズや製品グレードで幅が大きく、1カ所あたり概ね10万〜30万円以上になることもあります。
施工日数は1窓で1日程度のこともありますが、養生や周辺補修、複数窓同時施工では数日規模になるケースもあります。
「内窓で十分改善するか」を先に検討し、どうしても外窓更新が必要な場合にサッシ交換を選ぶと、費用対効果の納得感が出やすいです。
補助金・減税制度を活用したお得なリフォーム費用例
窓の断熱改修は、国の補助事業(例:先進的窓リノベ事業など)や自治体の助成対象になりやすい分野です。
対象製品・性能区分・申請手順は年度で変わるため、最新情報の確認が必須ですが、条件が合えば内窓や高断熱ガラスの実質負担を大きく下げられます。
また、一定の省エネ改修は減税(所得税控除や固定資産税の軽減など)に該当する場合もあります。
重要なのは、補助金は「契約・着工のタイミング」や「登録事業者での施工」など要件があることです。
見積もり段階で、補助金対象製品か、申請を業者が代行できるか、必要書類は何かをセットで確認しましょう。
- 補助金は年度・予算枠で条件が変わるため、早めの相談が有利
- 対象製品(性能区分)を満たさないと申請できない
- 登録事業者での施工が必要な制度が多い
- 自治体の助成は国制度と併用可否が分かれるため要確認
見積もり依頼からショールーム体験までの流れ
結露リフォームは、現地の状況(窓サイズ、方角、既存サッシ、換気設備、結露の出方)で最適解が変わるため、見積もり前のヒアリングと現地調査が重要です。
まずは「いつ・どこが・どれくらい濡れるか」「カビの有無」「加湿器や室内干しの頻度」を伝え、原因仮説を立ててもらいましょう。
次に現地で窓の型番や納まり、取付スペース、管理規約の制限を確認し、内窓・ガラス交換など複数案で見積もりを取るのが安心です。
可能ならショールームで、内窓の操作感、ガラスの違い、フレーム色、結露対策の説明を体験すると、完成後のイメージ違いを減らせます。
最後に、補助金を使う場合は申請スケジュールを逆算し、契約・着工時期を調整しましょう。
- ①症状整理:結露の場所・時間帯・カビの有無をメモ
- ②相談:管理規約の確認、希望(予算・優先窓)を共有
- ③現地調査:窓寸法、取付可否、換気状況をチェック
- ④複数案見積:内窓/ガラス交換/断熱追加など比較
- ⑤ショールーム:製品差・色・操作性を確認
- ⑥契約・補助金手続:要件確認、書類準備、着工
結露防止リフォームのメリット・デメリットを徹底比較
結露対策リフォームは、カビを減らすだけでなく、寒さ・暑さ、光熱費、防音、掃除負担まで幅広く効く可能性があります。
一方で、費用がかかる、工事中の制約がある、マンション特有の規約や構造制限があるなど、事前に知っておくべき注意点もあります。
ここではメリットとデメリットを整理し、納得して進めるための判断材料を提示します。
特にマンションは「できる工事」と「できない工事」が分かれやすいので、効果だけでなく実行可能性も含めて比較することが大切です。
戸建てとの違いも踏まえ、最短距離で結露を減らす考え方を押さえましょう。
快適性向上と健康リスク軽減のメリット
断熱リフォームで窓や外壁面の表面温度が上がると、結露が減り、カビの発生源を断ちやすくなります。
結果として、アレルギーや喘息などの健康リスク低減が期待でき、掃除の手間も軽くなります。
また、窓の断熱が上がると冷気の侵入が減り、足元の冷えや窓際の寒さが改善しやすいです。
暖房の効きが良くなれば設定温度を上げすぎずに済み、光熱費の抑制にもつながります。
内窓は防音面でも効果が出やすく、車の走行音や近隣の生活音が気になる住戸では満足度が高い傾向です。
結露対策は「冬だけの悩み」ではなく、住まいの基本性能を底上げする投資として捉えると判断しやすくなります。
- 結露・カビの抑制で健康リスクを下げやすい
- 窓際の寒さが改善し、体感温度が上がる
- 暖房効率が上がり、光熱費の抑制が期待できる
- 内窓は防音・防犯(補助錠等)面でもプラス
- 拭き取り・カーテン洗濯など日常負担が減る
工事費用・施工期間などデメリットと注意点
最大のデメリットは初期費用です。
内窓でも複数箇所になるとまとまった金額になり、壁断熱まで行うとさらに費用が上がります。
また、断熱性能が上がるほど室内の湿気が逃げにくくなる側面があるため、換気が不十分だと別の場所で結露が起きる可能性もあります。
つまり「断熱+換気」のバランスが重要です。
施工期間は内窓なら短い一方、壁・天井の断熱は内装解体を伴い、生活への影響が大きくなります。
さらに、窓周りの寸法や納まりによっては希望製品が付かないこともあるため、現地調査で可否を確認し、代替案も用意しておくと安心です。
- 初期費用がかかる(複数窓だと総額が増える)
- 断熱強化後は換気不足が表面化しやすい
- 壁断熱は工期が長く、家具移動・仮住まい検討が必要な場合も
- 窓の納まり次第で製品選定に制約が出る
マンション特有の管理規約・構造制限への対応策
マンションの結露リフォームで最初に確認すべきは管理規約です。
一般的に、外窓サッシや玄関ドアは共用部扱いになりやすく、勝手な交換ができません。
一方、内窓は専有部工事として認められやすく、結露対策の主力になっています。
ただし、工事申請書の提出、工事可能時間、共用部の養生、搬入経路、近隣への周知など、手続きが必要です。
また、梁型や窓枠の奥行きが足りないと内窓が付けにくいケースもあるため、現地で取付スペースを確認し、ふかし枠等の対応可否を検討します。
管理組合との調整に慣れた業者を選ぶと、手戻りやトラブルを減らしやすいです。
- 外窓サッシ・玄関ドアは共用部扱いの可能性が高い
- 内窓は専有部で実施しやすいが、申請が必要な場合がある
- 工事時間・騒音・搬入・養生などルール遵守が必須
- 取付スペース不足は「ふかし枠」等で解決できる場合がある
戸建てと比較した場合の効果的アプローチ
戸建ては外壁や開口部を含めて自由度が高く、外張り断熱やサッシ交換など大規模な断熱改修を計画しやすいのが特徴です。
一方マンションは、共用部制限があるため「専有部でできる範囲で最大効果を出す」発想が重要になります。
その代表が内窓で、短工期・高い体感改善・結露抑制を狙いやすいのが強みです。
また、マンションは隣戸に挟まれている住戸では外気に触れる面が少なく、窓対策だけで大きく改善するケースもあります。
逆に角部屋・最上階は外気影響が強いので、窓+壁(天井)断熱の組み合わせが効きやすいです。
戸建てのように「家全体を一気に」ではなく、症状の強い面から優先的に改善するのがマンションの王道アプローチです。
失敗しない業者選びと問合せ・見積もりのポイント
結露リフォームは、製品の良し悪しだけでなく「原因の見立て」と「提案の組み立て」で結果が変わります。
単に内窓を付けるだけでなく、結露の場所・生活湿気・換気状況・管理規約まで踏まえて、再発しにくいプランを作れる業者が理想です。
見積もりでは、窓ごとの仕様(ガラス種類、フレーム材、ふかし枠の有無)、工事範囲、養生、保証、補助金対応の有無を明確にしてもらいましょう。
また「結露がゼロになる」と断言するより、どの条件でどれくらい改善が見込めるか、リスク(換気不足など)も説明できる業者の方が信頼性が高いです。
マンション工事に慣れているか、管理組合提出書類のサポートがあるかも重要な比較ポイントです。
無料相談を活用して根本的な解決策を提案してもらう
無料相談では「何を付けるか」より先に、「なぜ結露しているか」を一緒に整理するのが成功のコツです。
相談時は、結露写真(朝の窓、サッシ枠、壁の黒ずみ)、室内干しの有無、加湿器設定、24時間換気の運転状況、間取り図があると話が早く進みます。
良い提案は、窓の断熱強化に加えて、換気の使い方や湿気発生源(浴室・キッチン・室内干し)への対策もセットで示してくれます。
また、管理規約の確認ポイントや申請の段取り、補助金の対象可否まで説明があると安心です。
複数社に相談し、提案の根拠(結露メカニズム、露点、表面温度の考え方)を比較すると、価格だけで選ぶ失敗を避けやすくなります。
- 結露の写真・発生時間帯・部屋の方角を共有する
- 加湿器・室内干し・入浴後換気など生活条件も伝える
- 管理規約の制限と申請手順を確認する
- 複数案(内窓/ガラス交換/断熱追加)で見積比較する
- 補助金対象製品か、申請サポートがあるか確認する
結論|結露対策リフォームで快適な住まいを実現する鍵
マンションの結露は、湿度管理だけでは限界があり、窓や外壁側の「冷える弱点」を断熱リフォームで補うことが根本改善につながります。
特に内窓は、管理規約の制約を受けにくく、短工期で結露・寒さ・防音まで改善しやすい有力手段です。
一方で、壁面や収納のカビが強い場合は、窓だけでなく内側断熱や換気の見直しも含めた提案が必要になります。
成功の鍵は、結露の出方を正しく把握し、優先順位を付け、管理規約と補助金を踏まえて最適な工法を選ぶことです。
「毎朝拭く生活」から卒業し、カビの不安を減らし、暖房が効く住まいへ。
結露対策は、暮らしの質と住まいの寿命を同時に守るリフォームです。
断熱リフォームなら株式会社HRCまでご相談ください!!
結露対策は、窓の仕様選びだけでなく、住戸条件(方角・階数・角部屋)や生活湿気、換気状況、管理規約まで含めて設計することで効果が安定します。
株式会社HRCに相談すれば、現地状況を踏まえた断熱リフォームの提案から、内窓・ガラスなど製品選定、見積もり比較、補助金活用の段取りまで一括で進めやすくなります。
「窓の結露が止まらない」「カビが再発する」「北側の部屋が寒い」など、症状が複合している場合ほど、原因整理からの提案が重要です。
まずは無料相談で、結露の発生場所・時間帯・困りごとを共有し、あなたのマンションで実行可能な最適プランを確認してみてください。

