「部屋が狭くて家具の配置に困る…」
「閉塞感があって開放感が欲しい…」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。壁を取り払って部屋数を変えるリフォームは、住まいの印象をガラリと変え、快適な暮らしを実現する有効な手段です。
間仕切りを減らして広々としたリビングダイニングにしたり、壁一面を収納スペースにしたりと、アイデア次第で空間をもっと有効活用できます。しかし、壁を取り払うリフォームは、建物の構造や強度に関わるため注意が必要です。この記事では、壁撤去リフォームのメリット・デメリットから注意点、費用相場、そして費用を抑えるコツやリフォームのアイデアまでご紹介します。
1.壁撤去リフォームで叶える、開放的な住まい
壁を取り払うリフォームには、たくさんのメリットがあります。
①広さと開放感を手に入れる
壁を取り払うことで、部屋が一つになり、広々とした空間が生まれます。
リビングとダイニングを繋げて開放的なLDKにしたり、書斎スペースとリビングを繋げて広々としたリビングにしたりと、ライフスタイルに合わせて空間をデザインできます。
②家族のコミュニケーションが円滑に
壁がなくなることで、家族の顔が見渡せるようになり、自然とコミュニケーションが増えます。例えば、リビングでくつろぎながら、キッチンで家事をする家族と会話したり、子どもが遊んでいる様子を見守ったりすることができるので、お子様がいるご家庭には最適です。
③日当たり・風通しが向上
壁を取り払うことで、光や風が遮られることなく、家全体に行き渡るようになります。明るく風通しの良い住まいは、快適なだけでなく、カビやダニの発生を抑える効果も期待できます。
2.【要注意】 すべての壁が撤去できるわけじゃない!?
壁撤去リフォームは魅力的ですが、すべての壁が撤去できるわけではありません。
建物の構造上、どうしても撤去できない壁や、撤去には大規模な工事が必要となるケースもあります。そのため、リフォーム前にしっかりと建物の構造や、以下の点についても理解しておくことが重要です。
①壊せる壁、壊せない壁
建物の構造には、「壁式構造」と「ラーメン構造」の2種類があります。
【壁式構造】建物を壁で支える構造
・メリット:耐震性が高い、遮音性が高い、間取りの自由度が低い
・デメリット:柱や梁が少ないため、壁の撤去が難しい。
【ラーメン構造】柱と梁で建物を支える構造。
・メリット:間取りの自由度が高い、壁の撤去が比較的容易。
・デメリット:壁式構造に比べて耐震性が低い、遮音性が低い。
一般的に、壁式構造の住宅では壁の撤去は難しく、ラーメン構造の住宅では比較的容易です。しかし、ラーメン構造の住宅でも、建物を支えるために必要な「耐力壁」や、上下階の荷重を支える「梁」があるため注意が必要です。
②配管・配線の確認
壁の中には、電気配線や水道管などが通っていることがあります。
壁を撤去する場合は、事前にこれらの配管・配線の位置を確認しておく必要があります。
③生活動線の変化
壁を撤去することで、部屋の広さはもちろん、生活動線も大きく変わります。
リフォーム前に、新しい間取りでの生活をイメージし、ドアの向きは問題ないか、動線がスムーズになるか、家具の配置がしやすくなるかなどを検討する必要があります。
④空調の効きへの影響
壁を取り払うことで、部屋の広さが変わるため、空調の効き方も変わります。
リフォームをすることによって、夏はクーラーをつけていても暑く感じてしまう、冬は暖房の効きが悪く寒い空間になってしまう…そういう事態に陥るケースがあります。場合によっては、エアコンの容量変更や追加設置を検討しなければならないです。
⑤音・におい漏れの対策
壁がなくなることで、これまで以上に音やにおいが漏れやすくなる可能性があります。キッチンとダイニングを繋げることで開放感を得られるかもしれませんが、料理中の匂いがダイニングやリビングに流れてしまうということも…
生活音やにおいが気になる場合は、防音材や消臭対策も検討しましょう。
⑥専門家のチェックが必須
壁撤去リフォームを検討する際は、必ず専門家である建築士やリフォーム業者に現地調査を依頼し、建物の構造や強度を判断してもらいましょう。また、上記のような注意点についてよく相談し、適切なアドバイスを受けるようにしましょう。
3.壁撤去リフォームの費用相場
壁撤去リフォームの費用は、撤去する壁の材質や面積、建物の構造、補強工事の有無などによって大きく異なります。
①壁撤去にかかる費用の目安
木造住宅:1㎡あたり約3万円~5万円
鉄骨造住宅:1㎡あたり約5万円~8万円
鉄筋コンクリート造住宅:1㎡あたり約8万円~12万円
②工事費以外の費用
設計費用:リフォーム全体の設計費用
仮住まい費用:リフォーム期間中の仮住まいが必要な場合
引っ越し費用:リフォーム前後の引っ越し費用
上記はリフォーム会社によって変動するので、一概には言えませんが予備費用とshして考えておくことは大切です。
4.リフォーム費用を抑える賢い方法
①部分的な壁撤去
部屋を完全に繋げず、一部を壁で残したり、腰壁にしたりするだけでも、開放感を出すことができます。
②間仕切り家具の活用
壁の代わりに、棚やシェルフなどの間仕切り家具を使うことで、空間をゆるやかに仕切ることができます。移動も簡単なので、気分転換にレイアウトを変えたいときにも便利です。
③複数の業者に見積もりを依頼
複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、より費用を抑えられる可能性があります。
HRCは他社の見積もりを見させていただければ絶対に品質はそのままでお値段をお安くいたします。お気軽にご相談ください!
5.壁撤去リフォームで実現!開放的な空間デザイン
壁撤去リフォームは、空間を有効活用するだけでなく、おしゃれな空間デザインも実現できます。いくつか例を見ていきましょう。
①広々LDKで快適な家族時間を
リビングとダイニングの壁を撤去して、広々としたLDKを実現。
家族が自然と集まりたくなる、明るく開放的な空間を作ることができます。
※イメージ
②ワンルーム風空間でスタイリッシュな住まいに
壁をすべて撤去して、ワンルームのような広々とした空間に。
スタイリッシュでモダンな雰囲気を演出できます。
※イメージ
③収納スペースを拡張してスッキリと美しい住まい
壁を撤去した部分に、新たに収納スペースを設置。壁一面を収納スペースにすることで、大容量の収納力とスッキリとした美しい空間を両立できます。
※イメージ
④キッチンとダイニングを繋げて、家事ラク&おしゃれな空間に
キッチンとダイニングの間の壁を取り払えば、料理をしながら家族とコミュニケーションを取ったり、配膳や後片付けもスムーズになります。カウンターキッチンを設置すれば、おしゃれな空間に生まれ変わります。
※イメージ
⑤リビングと和室を繋げて、広々くつろぎスペースに
リビングと和室の間の壁を取り払って、一つの空間にすれば、広々としたくつろぎスペースが生まれます。畳コーナーを作ったり、和風のインテリアを取り入れたりすることで、落ち着きのある和モダンな空間を演出することもできます。
※イメージ
6.まとめ|壁撤去リフォームで理想の住まいを実現!
この記事では、壁撤去リフォームのメリット・デメリット、注意点、費用相場、費用を抑えるコツ、リフォームのアイデアまでご紹介しました。
壁撤去リフォームは、空間の広がりと開放感を演出し、家族のコミュニケーションを促進するなど、多くのメリットがあります。
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